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山下陽光氏の「山下道ラジオ 81回」で『わたしは銭湯ペンキ絵師』が朗読されとるやんけ!!_2021年6月7日

古着を継ぎ接ぎし新しい洋服に仕立てるブランド「途中でやめる」の山下陽光氏のラジオ「山下道ラジオ 81回」にて、田中の『わたしは銭湯ペンキ絵師』(秀明大学出版会、2021年5月)が朗読されとるやんけ!! 
(山下氏の書き口調を真似してみました。突然の口調変化、恐縮です。)
山下陽光氏は、著作『バイトやめる学校』(タバブックス、2017年)など様々な著作もあり、活動は恐らくTwitterをご覧頂くとわかりやすいのかと思います。

https://twitter.com/ccttaa?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

「山下道ラジオ」は、山下陽光氏とアーティストの下道基行氏のラジオ番組です。

余談ですが、下道基行氏、一昨日行った「ライゾマティクス_マルティプレックス」展(東京都現代美術館)で同時開催中の「Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021 受賞記念展」でも作品を拝見しました。
様々な活動、かつてαMで写真作品を拝見した頃にはこういう作家さんになると予想しておらず、面白いなぁと思っております。ちなみに東京都現代美術館のNadiffでは「途中でやめる」の洋服も販売中。ラジオの二人が、それぞれの暮らす場所から離れて東京の美術館という同じ場所に居るのが面白かったです。


ラジオは、下記YouTubeからお聞き頂けます。

https://www.youtube.com/watch?v=AyA0d2E-COc

最後の数分にて朗読して下さり、自分が書いた文章を音読されるのは物凄く恥ずかしかったものの、「この部分を取り上げて下さったのか!!流石だなぁ」と唸りました。

、、、と思っていたら、金曜日のBASEの「途中でやめる」販売お知らせのメールの文章にも『わたしは銭湯ペンキ絵師』から引用して下さっており、有り難い限りです。





私信となりますが、山下さん、その「読み」、まさに考えていたことにて、しっかりと伝わっていたとわかり嬉しくなりました。

ちなみに某ビデオの件、先日仕事で話をする中で昨今ではVR化という話を聞く機会があり、面白いなぁと思っていたところでした。
映画史の中でロマン~を研究する機会があった自分には、VR化すると「画面がどの視点からのものかによって、相手とどのような位置関係に居るか、何を観て、何を感じるか」等が把握し辛くなり、逆に想像をしていく面白さが少なくなるのではと考えた次第です。
メディアの進化が本質を捉え得るのか試される、わかりやすい一例なのかと。
ただ、これは人生の様々な経験値が無いと理解できない部分かとも予想しており、若い方々には逆に想像し辛い部分かもしれません。あるいは、視点自体が変化し、思考も変わっていくのか。

メディアの進化によって視点や思考が変化していくことは、「口承」から「紙の発明」などによっても起きているはずで(専門でないので例をすぐには挙げられないのですが)、どのようになっていくのか興味深いところです。






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