先日の週末、吉祥寺の弁天湯さんへ。
まず、お風呂。
同じ時(23:20くらい)に入っていたのは、20~30歳くらいのお客さんが5人くらいとい50~60歳くらいのかたが2人。みなさん常連さんという雰囲気でした。
なかなか活気があります。


で、出てすぐ、銭湯玄関横併設の立ち飲み屋さん、DABADAさんへ。
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隣のお客さんと話していて、(初対面女子年下、、、なんだか仕事など色々と頑張っている子で、話していて気持ちの良いかたでした!!)終電を逃し、閉店までを観察させていただくことになりました。
人生一度くらい、こういうこともあります。

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12:00の閉店すれすれまで、カウンターはいっぱい。でも、さくっと飲んで少し話してかえるお客が多いです。お客さんが待っているのを見て、さりげなく席をはずすかたも多く、大人な空間でした。お客の層は20~50歳くらいまでで、数人連れのお客もいれば、一人飲みのお客もいます。寄り道しやすい雰囲気ゆえでしょうか。
店員さんの、よく人を見ている接客、プロだなあと思います。お客に話しかけたりあえて話さなかったりという判断。世に五萬とお店はあるけれど、そういうことができるお店って、実は少ない気がします。


で、お店最後のお客さまが登場。
人生酸いも甘いも見てきていそうな大人な男性お二人。同じ学校で、先輩・後輩という関係だったそうで、お一人は職人さん。粋なかたでした。
大人な余裕のある、かっこいいお客。お一人は毎日来ているかたのようです。


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一日の最後を毎日共有できる人がいるということは、実は奇跡のようなことだし、簡単に手に入るものではないし、その分当事者だけがこっそりと愛おしく思えることなのかも知れません。

むかし、閉店間際の北千住の銭湯で、男湯から聞こえた最後のお客の言葉を思いだします。
「この銭湯、生まれたときからきてるけど、大好き。だから、遅くまで入っちゃって、ごめんね。俺、勝手だけど、最後の客は俺って、決めてるんだ。」








なんていう殺し文句。
でも、嘘のない響きというのは、声に出てしまいます。
その時の声は、嘘がないそれでした。
銭湯に関する仕事をする、ということを考えるきっかけになった言葉でした。
ちなみに、「粋な最後の常連がいる」というお店に、はずれなし。田中の中での鉄則です。



常連さんが帰ったうしみつどき、椅子や食器を片付けて、お店の人はまかないを作って食べています。

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絹の豆腐を使った、ゴーヤチャンプルー。一口いただいたら、ものすごく美味でした。豆腐が木綿じゃないので、くずれてごっちゃですが、口にいれるとほろほろやさしくて。
すっぴんになったキャバ嬢が地元のおさななじみに方言で電話をするような味です(分かり辛い例えで申し訳ありません)。写真は載せるなということなので、掲載をさけます。妄想していただけましたら幸いです。

その時間、いろいろ話しつつ、朝が近くなっていきます。

3時30分くらいに、扉を閉めて、閉店。
おつかれさまです。
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一日の境目がゆらぎます。思っていたより一日は長かったのかもしれない。

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こちらはそのままマクドナルドへ。24時間営業、バンザイです。
ご同類のお客さまがたに囲まれ、こんな時に限ってかばんに入れていた『罪と罰』3刊中1巻を読破。


ご時勢と貧困と疲れと甘えと堕落と興奮と意外なまでにリアルな描写とプライドと正義と悪の曖昧さ、、、、等等を、夜遊びほうけた大学生男女グループの横で朦朧としながら読ませていただきました、、、。すごいですね、ページめくるのがとまらなかったです。


今日はどんなお客がいらっしゃるのでしょうか。
今夜、あのお店に集まるかたがたが良い夜をすごしますように。








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