鶴の湯(東京都江戸川区)でのペンキ絵制作日記_2019年6月23日
●ペンキ絵制作銭湯
鶴の湯
〒 東京都江戸川区北小岩7-4―16
京成線「小岩」駅から徒歩10分
●銭湯営業日時
15:00~24:00、水曜休
●The sento(Japanese public bath) where my work is seen in.
Tsuruno-yu
〒 7-4-16 Kitakoiwa,Edogawa-ku、Tokyo Prefecture,Japan
Keisei Line: Koiwa Sta./A 10 min walk
●Opening hours
15:00~24:00、Wednesday is closed
本日2つめ、今月2軒めの江戸川区での銭湯ペンキ絵制作日記です。
先日、改築工事が完了し再開した北小岩の鶴の湯さん。

浴室が新しくなりましたが、店構えや露天風呂はしっかりと残されております。
お店の前には、お湯の富士の自動販売機。

そして注目すべきはこちらの張り紙。

本日、6月28日(金)お渡し分までの粗品タオルに同封された数字で、明日の29日(土)にお湯の富士バスタオルの抽選があります!!

全身をくるりとくるめる大きなサイズのバスタオルです。
デザインは、、、ぜひ、鶴の湯さんでの抽選か江戸川区のスタンプラリーで入手してお確かめください。
なお、お湯の富士バスタオル抽選はできないものの、週末の土日にも粗品タオルは配られるそうですので、ぜひご家族でお楽しみください。
鶴の湯さん、数か月におよび浴室内部のタイル張替などの工事をなさっており、その際にペンキ絵制作用の板の張替もしてくださいました。

美しい。
前の絵は、このような絵でした。

男湯は、御主人からのリクエストでゴルフ場だったのです。

お湯の富士も忍ばせて。

この絵の際に、今年の春に放送されたNHKの連続大河ドラマ「いだてん」の撮影がこちらであり、ご覧になったかたもいらしたかと思われます。
新しい絵に関しては
「ずっと描いて欲しい絵があって、、、」
と御主人。
取り出して見せて下さったのは北斎の作品でした。
長年の夢だったそうで、普段は明るく優しい御主人が真剣にお話下さる様子に一層気合いが高まります。
北斎、線の描き込みなどが多く、実は事前の下地剤塗布で1日、男女の湯の制作で2日頂いております。
じっくり時間を頂いての制作となりました。
完成作はこちら。

女湯には、鶴の描かれた作品。

男湯、ダイナミックです。
男女とも、お湯の富士を忍ばせています。
また、完璧な構図の北斎の作品に恐縮ながら、少々アレンジさせて頂いております。
原作にある人物など描くと波の荒さが示されて落ち着かないかと思いシルエットにしたりといった具合です。
北斎の作品、よく波しぶきの様子など瞬間のものをリアルに捉えているという点で話題になりますが、一緒に制作していた夫からの指摘で、よく見ると高波の線は先が尖らなず少し丸みを持たせて水しぶき感を出しているようだという気づきもあり、本当に細かくものを観ていたのだなぁと改めて感動しました。
制作中に、開店を待ちきれない常連の女性が様子を観に来て御主人夫妻とニコニコお話をしていらしたのが可愛らしく、絵にも驚いて頂けて楽しかったです。
新しい鶴の湯さんと、ペンキ絵の北斎、ぜひぜひ楽しんで頂けましたら幸いです。
鶴の湯
〒 東京都江戸川区北小岩7-4―16
京成線「小岩」駅から徒歩10分
●銭湯営業日時
15:00~24:00、水曜休
●The sento(Japanese public bath) where my work is seen in.
Tsuruno-yu
〒 7-4-16 Kitakoiwa,Edogawa-ku、Tokyo Prefecture,Japan
Keisei Line: Koiwa Sta./A 10 min walk
●Opening hours
15:00~24:00、Wednesday is closed
本日2つめ、今月2軒めの江戸川区での銭湯ペンキ絵制作日記です。
先日、改築工事が完了し再開した北小岩の鶴の湯さん。

浴室が新しくなりましたが、店構えや露天風呂はしっかりと残されております。
お店の前には、お湯の富士の自動販売機。

そして注目すべきはこちらの張り紙。

本日、6月28日(金)お渡し分までの粗品タオルに同封された数字で、明日の29日(土)にお湯の富士バスタオルの抽選があります!!

全身をくるりとくるめる大きなサイズのバスタオルです。
デザインは、、、ぜひ、鶴の湯さんでの抽選か江戸川区のスタンプラリーで入手してお確かめください。
なお、お湯の富士バスタオル抽選はできないものの、週末の土日にも粗品タオルは配られるそうですので、ぜひご家族でお楽しみください。
鶴の湯さん、数か月におよび浴室内部のタイル張替などの工事をなさっており、その際にペンキ絵制作用の板の張替もしてくださいました。

美しい。
前の絵は、このような絵でした。

男湯は、御主人からのリクエストでゴルフ場だったのです。

お湯の富士も忍ばせて。

この絵の際に、今年の春に放送されたNHKの連続大河ドラマ「いだてん」の撮影がこちらであり、ご覧になったかたもいらしたかと思われます。
新しい絵に関しては
「ずっと描いて欲しい絵があって、、、」
と御主人。
取り出して見せて下さったのは北斎の作品でした。
長年の夢だったそうで、普段は明るく優しい御主人が真剣にお話下さる様子に一層気合いが高まります。
北斎、線の描き込みなどが多く、実は事前の下地剤塗布で1日、男女の湯の制作で2日頂いております。
じっくり時間を頂いての制作となりました。
完成作はこちら。

女湯には、鶴の描かれた作品。

男湯、ダイナミックです。
男女とも、お湯の富士を忍ばせています。
また、完璧な構図の北斎の作品に恐縮ながら、少々アレンジさせて頂いております。
原作にある人物など描くと波の荒さが示されて落ち着かないかと思いシルエットにしたりといった具合です。
北斎の作品、よく波しぶきの様子など瞬間のものをリアルに捉えているという点で話題になりますが、一緒に制作していた夫からの指摘で、よく見ると高波の線は先が尖らなず少し丸みを持たせて水しぶき感を出しているようだという気づきもあり、本当に細かくものを観ていたのだなぁと改めて感動しました。
制作中に、開店を待ちきれない常連の女性が様子を観に来て御主人夫妻とニコニコお話をしていらしたのが可愛らしく、絵にも驚いて頂けて楽しかったです。
新しい鶴の湯さんと、ペンキ絵の北斎、ぜひぜひ楽しんで頂けましたら幸いです。
スポンサーサイト
<<本日、ブログを書いていきます。 | HOME | 亀の湯(東京都江戸川区)でのペンキ絵制作日記_2019年6月5日>>
COMMENTS
いつも楽しませて頂いています
Re: いつも楽しませて頂いています
サウス様
コメントを下さり、ありがとうございます。
ご返事が遅くなり、申し訳ありません。
銭湯巡りがご趣味とのこと、楽しい時間をお過ごし頂けていれば世界の片隅から嬉しく思います。
また、「葛飾北斎の神奈川沖波裏」と御分かり下さり、嬉しい限りです。
銭湯の油絵、実際にはペンキで制作しているのですが(とはいえ油絵の絵の具とペンキには似た成分が多く使われ、その差は小さくもあります)、まだしばらく模索していければと思っております。
応援がありがたく、ペンキ絵を楽しんで頂けましたら有難い限りです。
よき銭湯での時間をお過ごしください。
田中拝
> 葛飾北斎の神奈川沖波裏ですネ!
> 銭湯巡りが趣味なのですが(狭い範囲をグルグル回ってるだけなのですが)、アイデアに富んだ遊び心ある面白い油絵だなぁと思うのが決まって田中さんの絵なので、いつも楽しませて頂いています。
>
> 絵に関してはド素人なので偉そうなことは何一ついえないのですが、とても今風な色彩感覚で親しみやすく、現代風に再解釈した表現はとてもいいと思いました。
>
> 個人経営の銭湯が斜陽化している中、特に銭湯専門の油絵はだんだん表現の場を失いつつあると思いますが、まだまだ若いからこそ失敗や批判を恐れず色々とチャレンジしてもらいたいなと思います。
> チーム田中には期待してます!
コメントを下さり、ありがとうございます。
ご返事が遅くなり、申し訳ありません。
銭湯巡りがご趣味とのこと、楽しい時間をお過ごし頂けていれば世界の片隅から嬉しく思います。
また、「葛飾北斎の神奈川沖波裏」と御分かり下さり、嬉しい限りです。
銭湯の油絵、実際にはペンキで制作しているのですが(とはいえ油絵の絵の具とペンキには似た成分が多く使われ、その差は小さくもあります)、まだしばらく模索していければと思っております。
応援がありがたく、ペンキ絵を楽しんで頂けましたら有難い限りです。
よき銭湯での時間をお過ごしください。
田中拝
> 葛飾北斎の神奈川沖波裏ですネ!
> 銭湯巡りが趣味なのですが(狭い範囲をグルグル回ってるだけなのですが)、アイデアに富んだ遊び心ある面白い油絵だなぁと思うのが決まって田中さんの絵なので、いつも楽しませて頂いています。
>
> 絵に関してはド素人なので偉そうなことは何一ついえないのですが、とても今風な色彩感覚で親しみやすく、現代風に再解釈した表現はとてもいいと思いました。
>
> 個人経営の銭湯が斜陽化している中、特に銭湯専門の油絵はだんだん表現の場を失いつつあると思いますが、まだまだ若いからこそ失敗や批判を恐れず色々とチャレンジしてもらいたいなと思います。
> チーム田中には期待してます!
COMMENT FORM
TRACKBACK
| HOME |
銭湯巡りが趣味なのですが(狭い範囲をグルグル回ってるだけなのですが)、アイデアに富んだ遊び心ある面白い油絵だなぁと思うのが決まって田中さんの絵なので、いつも楽しませて頂いています。
絵に関してはド素人なので偉そうなことは何一ついえないのですが、とても今風な色彩感覚で親しみやすく、現代風に再解釈した表現はとてもいいと思いました。
個人経営の銭湯が斜陽化している中、特に銭湯専門の油絵はだんだん表現の場を失いつつあると思いますが、まだまだ若いからこそ失敗や批判を恐れず色々とチャレンジしてもらいたいなと思います。
チーム田中には期待してます!