子供たちとのペンキ絵制作_2013年8月5日

先日、千代田区の学童保育の子供たちと、ペンキ絵制作をしてきました。


ここ数年、ずっと、子供とペンキ絵を描いてみたいなぁと野望を持っていたのですが、その夢がやっと叶いました。
ペンキ絵制作でお世話になっている稲荷湯さん(千代田区)のご紹介にて、学童保育の子供たちの夏休みのイベントとしてのペンキ絵(子供たちには実際にはペンキではなく安全な塗料を使ってもらったのですが)の制作です。

当日は、子供たちの勉強の時間が終わった後から活動開始。
まず、10時頃から、銭湯についての説明やペンキ絵にどんなものが描かれているのかをお話し、その後、子供たちと実際に稲荷湯さんへ行って銭湯の見学です。


元気な子供たちですが、お話をはじめると、しっかりと聞いてくれました。
稲荷湯1

「温泉には行ったことがあるけれど、銭湯には行ったことがない」という子供たちも多く、下駄箱に靴を入れて、番台やフロントを通って脱衣所にいき、浴室がある、、、といったシステムを理解してもらい、銭湯ならではのペンキ絵の大きさを体感してもらいました。
稲荷湯2

その後、稲荷湯の女将さんが、紙芝居を読んで下さいました。
稲荷湯3

浴場組合から借りて下さった、「浴育」の紙芝居。
下着を着てお風呂に入ってはいけない、などなど、子供たちが銭湯へ行った時に守るマナーが伝えられる紙芝居です。
女将さんが、「何故、こういうことをしてはいけないのかな?」と問いかけると、子供たちが答えを考えて、しっかりと声に出して答えてくれました。
「言われたから守る」のではなく、自分で考えていくことが習慣になれば、入浴時はもちろん、そのほかの生活でも役立つに違いありません。
勉強になります、、、。

その後、子供たちにはジュースが振舞われ、帰校後にお昼ごはんの時間。
スタッフはその間に準備をし、、、

午後から、制作の開始です。


事前にスタンダードな画題のペンキ絵を描いておき、子供たちには当日、この上から自由に海の生き物やお花、松などを描き加えていってもらう、というシステムにしました。
下地の絵は、青空と、青い富士山、海に島、という画題。
子供たちが絵を描きながら下地を見てくれていれば、今度、どこかの銭湯に行く際に、絵に注目してくれるのではとの期待もこめつつ、、、。

学童保育の先生からのアドバイスで、絵が苦手な子にも参加しやすいよう、幾つかのお魚の輪郭などを白い線で描いておいたり、ペンキ絵らしい松の輪郭を描いておいて、なぞることでどんな風に松が描かれるかわかるようにしたり、、、という準備をしていきました。
また、子供たちが制作をしやすいよう、大きな1枚の絵を4分割にしてみました。
子供たちが4グループに分かれて、1枚の周りをぐるりと囲んで手をのばせば、画面全体に絵が描けるという算段です。最後に4枚あわせると、大きな1枚の絵になるわけです。

当日、簡単な絵の描き方を説明し、、、
稲荷湯4

制作開始。

実は、
「最近の子供たちはクールなのではないだろうか。絵なんて描いてくれるのだろうか、、、」
と、当初は懸念があったのですが、、、

1秒で覆されました。
描く熱気に満ち溢れた子供たちの興奮、なかなか凄まじいものがありました。

稲荷湯6


カラフルなお花を皆で描いていく女の子たちがいたり、
稲荷湯7

パワフルに筆を走らせ、絵の具がまざっていく触感を楽しむ子がいたり、
松を輪郭に合わせて描いていき、ペンキ絵らしいペンキ絵制作を実体験するする子がいたり、
描いてあった島をまねて、新しい島を描いてくれる子がいたり、、、。

子供たちの反応で、子ともたちそれぞれの絵画観がわかってきたりもして、非常に面白かったです。

最後の完成作はこちら。
DSCF9153_convert_20130818124121.jpg

なんと言うか、本当に、パワフルです。
最後に少々、4枚がもう少し馴染みやすくなるように手を加えて、お渡しをしました。


沢山のかたにお世話になりつつ、非常に有意義な体験をさせて頂きました。
参加者の、元気いっぱいの子供たちと、お世話になった皆様に、この場を借りて御礼を。
ありがとうございました。


「また、子供たちと制作したいなぁ」と、さらなる野望が生まれる毎日です。


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