イギリスの個人宅でのペンキ絵制作_2012年11月中旬

またもや、長く時間が空いてしまいましたが、ブログ記事の更新を。

6月以降の記事を、、、と思いつつ、挫折しております。すみません。
そんななか、今年も終わろうとしているということで、あせりながら、記事のUPを1本。

今年のお仕事の中でも、非常に印象的だったお仕事のお話です。

夏、田中に、1つのお仕事の依頼が入りました。
田中への個人指名で、自宅のお風呂に絵を描いて欲しいというもの。
依頼主は、イギリス在住の紳士でした。
ある日本人の女性を介して、ラフの制作などをして打ち合わせを続け、11月の中旬に1週間ほど、イギリスへ行ってペンキ絵を描いてきました。

銭湯ペンキ絵史上初の、海外での制作。
、、、ということで、地味に緊張しつつ、滞在中の1日を使って制作。
材料のペンキは、向こうのペンキ屋さんにて調達です。
イギリスペンキ絵

向こうのペンキ屋では、日本のように「赤」「青」なんていう大雑把なものではなく、何百もの数がある調合の中から選んでいかねばならないということに、衝撃を受けました。
けれど、結局買ったのは、普段と変らない、赤・青・黄と白、、、。三原色のほうが、混ぜることで微妙に色を調整できて便利だと思うのですが、、、慣れなのでしょうか。

あと、役に立ったのは、日本のホームセンターで購入した、いつも使っている養生用の薄いビニール。テープが端についていて、簡単に周りを覆えるものです。今回行ったイギリスのペンキ屋では見つけられなかったですが、はっきり言って、これがあるおかげで大変助かりました。もし、海外に行って大きな絵を描く際に養生が必要なかたがいたら、持っていくことをお勧めします。


絵については、昔、日本に住んで居たという紳士の要望から、江ノ島から見える富士山を描かせて頂きました。
完成作は、こんな感じです。
イギリスペンキ絵2

鏡越しに観ると、こんな感じです。
DSCF8370_convert_20121230145137.jpg


周りのタイルに合わせて、明るめの色調でまとめました。
依頼主も非常に喜んでくださり、すごく嬉しいお仕事でした。

その後、好意で観光もでき、大草原を拝見できたり、、、
イギリス3

Tate Modernで『william Klein+森山大道』展を拝見できたり、PACE LONDONで『マーク・ロスコ+杉本博司』展を拝見できたり、、、。
Klein氏と森山氏の写真では、同じように街で人々を撮っているようで、コンセプトの有無や個々の作家の性格の違いなどが如実に見えて、興味深かったです。
マーク・ロスコ氏と杉本博司氏の展覧会は、、、素晴らしかったです。こちらは、マーク・ロスコ氏の絵画と杉本氏の写真とで、メディアが違うわけですが、何故か共通点が見えてくるのです。勿論、お二人の作品をご存知のかたならおわかりかと思いますが、どちらも、境界線を意識させる画面ではあります。ですが、、、それだけではない何かがあるのです。個人的には「線」のようなものではなく、光を観ているように感じました。色の光と、モノクロで海を撮影した、写真の光です。ギャラリーの巧みな作品選択と設置で脳裏から離れなくなるような展示でした。
個人的に、別業の「カロンズネット」ライター業で国内では都内を中心に美術展を観るようにしているのですが、、、今回、海外の作家と日本人の作家の作品を組み合わせて観ることで、欧米の「美術史の流れ」の中で日本人作家がどのように観られるのかを意識できて、非常に勉強になりました。
日本のことも勉強しつつ、外国に行くということの大切さを身を持って感じました。

あと、もしも、ロンドンに行くかたがいたら、ミュージカルの「ビリー・エリオット」、お勧めです。
映画もあるのでご覧になったかたも居るかも、、、。炭鉱の街で生まれた、バレエダンサーになる男の子の話です。バレエには馴染みがあまりなかった田中なのですが、そういう方にも、本当に、お勧めです。
ミュージカルなら台詞が全てはわからなくても内容がわかるだろうと熟考(?)して選んだのですが、演出も、出演者たちの歌もダンスも、構成も、全てにおいて素晴らしかったです。人生で初めて、観客全員がスタンディングオベーションという状況を目撃しました。
チケット、席にこだわらなければ、現地の安売りのチケット屋で半額位で入手でき、日本円で4000円~5000円位だったかと思います。旅前に、何を観たら良いか調べたものの、日本ではあまりよくわからなかったので、参考までに本ブログにて情報まで。

というわけで、今年の、田中の、大仕事の1つのご紹介まで。

現地でお世話になった皆様、ありがとうございました。この場を借りて、御礼まで。





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