稲荷湯(千代田区)でのペンキ絵制作日記_2012年5月25日

●ペンキ絵制作銭湯
稲荷湯
〒 千代田区内神田1-7-3
「大手町」駅から徒歩3分、「神田」駅から徒歩7分

●銭湯営業日時
14:50~24:30(祝日は22:30まで)、日曜休


通常は中島師匠のもとで修行をしている田中ですが、今回は、田中一人で描かせて頂いた、ペンキ絵制作の現場の日記です。

事の発端は、一昨年、田中が仲間と活動をしている「銭湯振興舎」(HP http://sentoushinkousya.web.fc2.com/home_001.htm)の事務所を、千代田区のアーツ千代田3331内に借り、ペンキ絵発祥の地といわれる千代田区に現在銭湯が4軒しかなく、ペンキ絵のある銭湯が皆無となっている状況を打破すべく、「ペンキ絵広告プロジェクト」を立ち上げた際でした。(※ちなみに、銭湯振興舎事務所は、現在、アーツ千代田3331内にありません。ご連絡が遅くなり、すみません。送付物などは届きませんので、ご了承ください。)

一般のお店から広告制作を募り、広告費で板にペンキ絵を描き、広告パネルと共に設置させて頂く「ペンキ絵広告プロジェクト」の試みに賛同してくださったのは、お玉湯さんと、稲荷湯さんの2軒。板は、フロントに設置されました。

稲荷湯のものは、こちら。
稲荷湯5
(当時のブログは、こちらです。http://mizu111.blog40.fc2.com/blog-entry-318.html

皆さんに愛されつつ、やはり心に思うのは、浴室にペンキ絵があり、お湯につかりながら愉しんでいただきたいという野望。



そんなある日、4月の半ばころ、稲荷湯さんからの電話が入りました。




震災などでタイルが落下するのを避けるべく、浴室壁面をペンキ絵の壁にリニューアルしたい、と。
そこで、田中を思いだし、「描いてみないですか」と田中御指名で依頼を頂くという、本当にありがたいお話でした。
師匠に相談したところ、
「そういう話があったら、どんどん描きなよ!!」
と背中を押していただき、いざ、25日。


絵を高い位置に制作するため、知り合いの、「こまったらコマムラ」でおなじみ、便利屋・駒村さん(上記、ペンキ広告プロジェクトブログ参照)に足場設置を依頼。安いし早いし、この絶妙な高さに対応していただけるとは、、、助かりました。

稲荷湯2

そんなこんなで、制作開始です。

前日までに、「この長い画面を活かして、空間を広く見せるには、海の水平線を引いて、島を浮かせる感じかな、、、」と、絵の内容を考えていたのですが、、、
当日、女将さんと話していると、
「最近は、スカイツリーが流行っているみたいねえ」
「スカイツリーを描いた銭湯って、お客さんも喜ぶし、増えるみたいね。」
との、スカイツリートークが。

これは、スカイツリーを描くしかないだろう、と、全ての予定の画題を捨て去り、うろ覚えの記憶と、iPhoneでのリサーチにて、男湯にツリー完成。
稲荷湯3


その間、ご主人のご家族の繋がりから、近くの小学校の学生さんが見学にきて、2クラス分の児童にペンキ絵の説明をするという機会も頂きました。
最近のお子さんといえば、学級崩壊とか、色々大変なのかしらね?、、、と思っていたのですが、皆真剣に見つめて話を聴いてくれ、最期には、たくさんの質問(しかも、するどい良い質問)をしてくれて嬉しい時間でした。
画材や、三原色と白のみで色を作ることなどをお話し、終了。
のちに、稲荷湯さんに観に来てくれているお子さんもいるようで、嬉しい限りです。

改めて思うのは、
「子供たちとペンキ絵の制作、やってみたいなあ、、、。」
という夢。
危険な足場に上らずに済む、小さめのボードに、水性ペンキでの制作ならできそうだなあ、、、
などなど考えつつ、自分の仕事のペンキ絵の制作です。

男湯が、流行の風景を描いたものだから、女湯は、オーソドックスな風景にしたいと思いました。
得に、久々のペンキ絵復活ですし。

ということで、こちらです。
稲荷湯4


千代田区に、ペンキ絵復活の一日。

暗中模索でも、動いてみれば、観ていてくださったり、助けてくださるかたもいるものだなあと、ありがたかったり嬉しかったりの一日でした。
遅くまで、優しく見守ってくださった、ご主人と女将さんに感謝を。

人気銭湯の稲荷湯さん、週の真ん中辺りの夜はかなり混むようですが、どうぞ、ゆったりした気持ちで絵を見て頂けたらありがたい限りです。
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