松の湯(埼玉県・朝霞市)でのペンキ絵制作日記_2011年6月18日

●ペンキ絵制作銭湯
〒埼玉県朝霞市三原5-14-5
東武東上線「志木駅」より徒歩10分弱

●銭湯営業日時
15:00~24:00、毎月8が付く日休

!!!松の湯_6

前日の17日、村上隆氏の「ゲイサイ」オフ会なるものがあり、行ってきた翌日でのお仕事。
28歳以下参加ということでしたが、実際に居たのは20歳前後のかたが多数。

進路に迷う若者の横で、いつの間にか、自分の年齢を考えていた一夜でした、、、。


実は、ペンキ絵入門をする前に出品していた「ゲイサイ」。
最近、ネット上で絵を発表するかたが「絵師」と呼ばれ、その発表サイトでも作品を発表している村上氏の活動、ずっと注目し続けています。

恐らく、最も「絵師」像の変化を、つかんでいるかたに違いない。
そもそも、「カイカイキキ」と言う言葉自体、狩野派の知識がなければ出ない言葉でもあり、、、。

作品に関しては、「アニメチック!!」なんて批判的に捉えるかたもいらっしゃるようですが(その批評を呼び起こすことも彼のコンセプトに入っているのでもありますが、、、)、、、、

個人的にはかつて大学生時代、ベネチアビエンナーレで開かれた「ラウンシェンバーグから村上まで」という展覧会で観た作品で、白い絹地にアニメ風の目玉をちりばめた作品を観た際に度肝を抜かれて以来、ファンです。
そこで観た作品の美しさ。
そして、日本の美術の歴史が西洋美術のコンテクストに入ることができるという鮮やかな照明。
本当に、遠い地で、度肝を抜かれました。

と、書いていると村上論に入ってしまいますが(学生時代、美術史をかじっていたので、、、)、今回はペンキ絵制作日記。

※念のために書きますと、私は現在、日本国内でカタカナで「アート」といわれる世界で作品を作って生きていこうとは思っていないので(作品の需要と共有を考えた際に、銭湯の「ペンキ絵」というものの立ち居地を見直したいと思っているので)、アートの境界線から少し横から見習い修行を進めております、、、。


さて、当日は、延々と車を走らせ、朝霞市へ。曇り空の一日でした。
現場で見た、元のペンキ絵は、早川絵師のもの。

!!!松の湯_3!!!松の湯_1

なかなかファンシーな、男湯と女湯の境の壁のタイル。
!!!松の湯_4

何を描こうか師匠が黙考する横で、足場準備と養生です。
絵が高めの位置にあるため、板をドリル固定したりもして作業です。

その後、師匠の中では数日前の、横浜桜木町の飲み屋「ごっつぁん」での体験が残っていたのか、、、

!!!松の湯_8!!!松の湯_9

描かれた絵は、富士山&石川県・能登の珠洲市の見附島。
今頃、夏の珠洲市は良いだろうなあと思いつつ、写真をUPしております。

銭湯の光も、そろそろ夏に近づいてきた、6月のお仕事でした。

夜の銭湯も良いけれど、昼の銭湯の光もまた一押し。
皆さんも、確かめに行ってみてください。
!!!松の湯_7

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COMMENTS

No title

上記記事、本日、ある方とお話するまで、ベネツィアビエンナーレの展覧会を観たのが高校生だと思っていたのですが、大学生になっていたことに気付きました、、、。
現在、記事は訂正してあります。

あー

いい季節になり久しぶりに松の湯さんのお湯をいただきに行ってみたら…
跡形もなく更地になっていました。その場でボーゼンとなり立ち尽くす経験を初めてしました。
2月に廃業したようです。市民の大切な文化がまた一つ無くなりました。 本当に残念です。
入りに行かない限り残せない大衆文化。世界遺産より貴重です。
今日も市内のお銭湯へ。
みんなで入って残そう日本のお銭湯。

Re: あー

コメントありがとうございます。
悲しい現実ですが、改めて、銭湯に行く時間をしっかりと味わいたいと思います。

> いい季節になり久しぶりに松の湯さんのお湯をいただきに行ってみたら…
> 跡形もなく更地になっていました。その場でボーゼンとなり立ち尽くす経験を初めてしました。
> 2月に廃業したようです。市民の大切な文化がまた一つ無くなりました。 本当に残念です。
> 入りに行かない限り残せない大衆文化。世界遺産より貴重です。
> 今日も市内のお銭湯へ。
> みんなで入って残そう日本のお銭湯。

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