三筋湯(台東区)でのペンキ絵制作日記_2010年10月11日

●制作場所
三筋湯
〒台東区三筋2-13-2
「蔵前駅」から徒歩8分

●営業日時
15:00~24:00、月曜休

前日の「銭湯ナイトVol.6」から一夜明け、(来てくださったかた、ありがとうございました。お耳汚し、すみません、、、。)ペンキ絵制作の一日です。
朝5:30に起きて7時に師匠の車に拾っていただき、いつも寄る立ち食い蕎麦屋さんに向かったものの、、、

お休み。そう、世の中ではお休みでしたね。そこで、代わりに牛丼をいただいた一日の始まりでした。


8時頃についた現場は、三筋湯さん。
三筋湯8
三筋湯??

寺社風の入り口の、味のある銭湯です。
中は綺麗に掃除されていて、適宜改修もされている、素敵な居心地の空間でした。
何よりもすごいのは、男湯の浴室、、、。

三筋湯1

豪華な庭が造られています!!
下方に見得るのは、、、
三筋湯4

お庭の池にいる、金魚たち。
朝、作業場について道具を運びはじめたとき、皆が同じ方向を向いてゆらゆらと動きを止めているという不思議な様子でドキドキしたのですが、午後になってわかったのは、朝は皆寝ていたのだな、ということでした。
魚は目をつぶらないんですね。

ちなみに、動物好きの師匠は身を乗り出して観察。
三筋湯7

お、、、大きな子供、、、????
いや、絵を描く人間には好奇心が必要なんだな、と学んだ一日でした。

そんな師匠は、言葉にせずとも、さすがのキャリアで見守ってくれています。
それがわかるのは、例えば、さりげなく足場に置かれたちりとりからであったりします。
三筋湯5

片付けようとしたら、止められました。
理由を知るには、、、置かれていた位置を知ることが重要です。
三筋湯6

このちりとりのある位置を踏むと、板がてこの原理で落ちてしまうのです。
「落ちそうだから、置いておいたんだよ☆」
との師匠の知恵に、職人の経験がうかがえました。

そんなこんなで絵の制作です。
前の絵は、早川絵師のもの。
三筋湯
で、問題は、絵の前の岩場です。

こういうときは、クライミングです。
恐らく、入浴しているキッズたちが一度は登りたいと思ったであろう岩に乗れるのは、この仕事の特権だと思います。

例えば、師匠ならこんな感になるわけです。
三筋湯10


で、見習い田中も、空を塗らねばならず、登ってみますと、、、岩の頂上付近に何やら曲者が、、、。
三筋湯2

三筋湯3

???
お手上げです、というジェスチャーが絶妙です。
恐らく、背負っていたものの蓄積具合を見ると、何年か、ずっとうつぶせになっていたと思うのですが、、、、

彼に何があってこんな所にきたのかが気になるところです。
人生って不思議ですね。

そのままうつぶせにして置いておきました。
数年後、また会おうぜ☆
ロマン・オブ・ザ・銭湯。


というわで、制作。空を描き、雲を塗り、松を描き、、、。手前の岩場に光を入れさせていただき、、、。

見学のかたも多かった一日で、にぎやかな時間でした。
いつもの紳士たちのお一人や、写真を撮りにきているかたがいらっしゃったり、銭湯好きのご夫婦が差し入れを下さったり、学生さんがドキュメンタリーを撮りにきたり、、、町田忍さんがいらっしゃったり。
ありがとうございました!!

そんなこんなで、完成はこんな感じです。
女湯、、、迫力ですね。
三筋湯11
男湯は、現場でお確かめください。

ちなみに、この日は、長年師匠が使ってきた三段はしごの引退の日でもありました。
三筋湯9

今までありがとう。
すごくお世話になりました。

こちらはこれからも頑張ります。
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