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「フジサンノフモト」にエッセイが掲載されました_2021年7月19日

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「フジサンノフモト」というサイトに、エッセイが掲載されました。

https://fujisannofumoto.com/mtanaka/

「フジサンノフモト」。
「【山梨県富士吉田市公式】富士山の麓のまち、富士吉田に流れる時間と人の息吹を切り取ります。」(Facebookより引用)というサイトです。
様々なクリエイターの方々が富士吉田の風景を言葉と写真で切り取っていて、「なるほど、そういう富士山の捉えかたがあるのか!!」ととても面白く拝見しました。
末席にて文章を書かせて頂き、有り難い限りです。



銭湯のペンキ絵は現在は東京が一番多く、関東圏の文化とも言えます。
しかし、昭和の時代には様々な地域で描かれていた記録がありました。
出張先で銭湯店主からペンキ絵があった頃の思い出話を聞くこともあります。

現在も、呼んで頂き遠方までペンキ絵を制作しに伺うことがあり(とはいえ、それもコロナ前の話になりますが。)、このエッセイではそんな出張の道で観た富士吉田からの富士山について書いております。

ぜひ、お楽しみ頂けましたら幸いです。
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「銭湯ペンキ絵広告プロジェクト2021」にて、稲荷湯(東京都千代田区)に新しい広告が入りました_2021年7月15日

2019年まで毎年行っていた、稲荷湯(東京都千代田区)さんでの「銭湯ペンキ絵広告プロジェクト」。
今年、新たしい広告が入りました。

どれかと言うと、、、

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こちらです!!

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歓粋亭さん。
広島料理と広島のお酒がおいしいお店です。

様々な店舗紹介サイトのほか、下記Facebookをご覧頂くとわかりやすいかと。
https://ja-jp.facebook.com/pages/category/Japanese-Restaurant/%E6%AD%93%E7%B2%8B%E4%BA%AD-183976401689028/


メールでのご相談から、さわやかで明るい社長のお人柄が伝わってきました。
粋な紺と白の広告、ぜひご覧ください。



広告設置店舗は、稲荷湯さんです。

●銭湯ペンキ絵広告設置銭湯
稲荷湯
〒 東京都千代田区内神田1-7-3
JR線、東京メトロ銀座線「神田」駅から徒歩10分
東京メトロ丸の内線「大手町」駅から徒歩3分

●銭湯営業日時
平日14:50~24:00、祝日 14:50~22:30、日曜休

●The sento(Japanese public bath) where my work is seen in.
Sento’s name: Inari-yu
〒 1-7-3 Uchi-kanda,Chiyoda-ku,Tokyo、Japan

・JR and Tokyo Metoro Ginza Line: Kanda Sta./A 10 min walk.
・Tokyo Metoro Marunouchi Line: Otemachi Sta./A 3 min walk

●Opening hours
14:50~24:00, (A national holiday / 14:50~22:30), Sunday is closed.

ペンキ絵については、ブログでの下記日記をご覧ください。
http://mizu111.blog40.fc2.com/blog-entry-819.html



なお、「銭湯ペンキ絵広告プロジェクト」は、昔の銭湯でよく見られた、ペンキ絵の下に設置された広告のシステムを復活するものです。
詳しくは下記をご参照ください。

― ― ―
【ペンキ絵広告プロジェクト】

昭和の時代、銭湯の背景画「ペンキ絵」は街の広告媒体でした。
ペンキ絵の下部分には専門の広告会社を通じて掲示された広告看 板があり、多くの銭湯ではこの広告収入でペンキ絵を年に一度描き替えていました。
銭湯が減少した現在、この広告システムは廃れ、現在ではペンキ絵制作資金は銭湯が支払っています。
しかし 経営が困難な銭湯は描き替えも思いのままになりません。そこで、 私達は現代に合う形で「銭湯ペンキ絵広告」を復活し、銭湯を中 心として地元商店街や健康産業に関わる企業とのコラボレーショ ンを通じて銭湯ペンキ絵描き替えの提案をしています。

少しレトロで愛おしくなる宣伝広告板が、今の時代にはとても 新鮮に映り、話題性のあるペンキ絵広告看板は広告主にもメリッ トがあるのではないかと考えます。
― ― ―

2010年から続けていたものの、2020年に新型コロナの状況から店舗の営業時間帯変更などが起きるかと思い広告の新規募集を保留にしていたのですが、新しく広告を出したいという歓粋亭さんからお話を頂きとても嬉しくなりました。

とうとう、広告枠が一杯に。
感無量です。

銭湯に行きつつ、御近所のお店の情報も入手して頂けましたら幸いです。





『週刊朝日』7月6日発売号(7月16日号)に、朝山実氏による『わたしは銭湯ペンキ絵師』書評が掲載されました_2021年7月6日

昨日(2021年7月6日)発売の『週刊朝日』(朝日新聞社)7月16日号にて、拙著『わたしは銭湯ペンキ絵師』(秀明大学出版会、2021年5月)が紹介されました。

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(※写真は記事内容保護のため加工してあります。)

、、、拙著に関しては下記をご参照ください。
http://mizu111.blog40.fc2.com/blog-entry-884.html


評者は朝山実氏。

田中の本は、自伝なのかエッセーなのか研究なのか、ごった煮のような本なのですが、、、
そのごった煮の中から、核となる部分をスッと引き出して紹介して下さいました。
こちらの書評、もしかすると、拙著の読後に改めて読むと「なるほど!!」と本の内容がわかりやすくなるかも知れません。

読む前にも読んだ後にも楽しめる書評。
評というものは奥深いです。


ちなみに、朝山実氏は田中の夫のことを取材して下さっております。
豪華4回連載。
下記からお読み頂けます。

https://waniwanio.hatenadiary.com/archive/category/%E3%80%8C%E5%9B%B0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E3%80%81%E3%81%93%E3%81%BE%E3%82%80%E3%82%89%E3%80%8D

6月末には、朝山氏が編集なさった『きみが死んだあとで』(代島治彦 著、晶文社、2021年6月)も出版されました。
この本は、ドキュメンタリー映画『きみが死んだあとで』に出演された皆さんの、映画に収まりきらなかったインタビュー集です。
詳細はぜひ、下記サイトをご参照ください。
https://www.shobunsha.co.jp/?p=6587


最後になりましたが、ブログやツイッターにてご紹介下さった銭湯の皆さま、読者の皆さま、本当にありがとうございます。
御礼申し上げます。

鶴の湯(東京都江戸川区)でのペンキ絵制作日記_2021年6月23日

●ペンキ絵制作銭湯
鶴の湯 
〒 東京都江戸川区北小岩7-4―16
京成線「小岩」駅から徒歩10分

●銭湯営業日時
15:00~24:00、水曜休

●The sento(Japanese public bath) where my work is seen in.
Tsuruno-yu
〒 7-4-16 Kitakoiwa,Edogawa-ku、Tokyo Prefecture,Japan
Keisei Line: Koiwa Sta./A 10 min walk

●Opening hours
15:00~24:00、Wednesday is closed


曇り空のある日、伺ったのは江戸川区の鶴の湯さんでした。

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お湯の富士の自動販売機に注目しながら中に入ると、伝統ある格天井の脱衣場があります。

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脱衣所の横には、テラスのようになった一休みできるスペースも。
ゆったりとした空間です。

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なお、こちらの銭湯、番台ですが、、、

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「番台だと、慣れていなくて緊張してしまう」という女性のかた、番台前にロッカーが設置されており脱衣所に入ると気にならないはずです。

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番台の上のお店のかたは、どこを見るでもなく全体の雰囲気を読んでいらっしゃる様子なのですが、、、
慣れていないと、構えてしまうお客様もいらっしゃるかもしれません。
私は夫と銭湯に行くと出る際に「お連れさん、今、ジュース飲んでるよ。」なんて教えて頂けたり、具合が悪くなったお客様にすぐに対応なさっている様子を観てきたため、番台も心強く思う次第です。
これは慣れと性格によるのかも知れません。


さて、こちらの銭湯、露店風呂もあります。
2019年に浴室も改装され、ピカピカで気持ちの良い銭湯です。

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お湯の富士も見守ってくれています。

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ペンキ絵の準備を進めていきます。
前回の絵は、北斎の作品からご主人が選んだこちら。

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お気に入りのこちらの絵はそのままで、今回は小さなアレンジを加えることになりました。
完成作が、こちらです!!

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どこが変わったか、お気づきになるでしょうか、、、。

こっそり潜むお湯の富士などなど、、、

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ぜひ、銭湯で確かめて頂けましたら有り難い限りです。


―――
銭湯での入浴について、現在下記のようになっておりますのでぜひご確認ください。

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