玉の湯(荒川区)でのペンキ絵制作日記_2010年7月26日

●ペンキ絵制作場所
「玉の湯」
〒 東京都荒川区東日暮里6-40-20
JR常磐線「三河島」駅から徒歩5分

●営業日時
15:00~23:30
月曜休


暑くてうだるような夏ですね。
そんな中、26日に玉の湯さんに向かいました。

昔ながらの風情の、素敵な銭湯さんです。
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小物たちも可愛いです。
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さて、絵の制作の前に、前の絵の確認です。
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師匠、腰に手。

ちなみに絵は、早川絵師のものでした。
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絵の地は、よく見られるトタンではなく、キャンバス。
傷めないように汚れを落とし、木の板で穴の大きな部分を補修し、その後、空を塗っていきます。

その間、現場にはタイル職人さんが登場。一部補修に来られたようで、、、
「ペンキ絵描く現場を見られるのは初めてだよー。」
と、にこやかに見守ってくださいました。

そんなこんなの中、某N大の学生さんが映像を撮りにきたり、銭湯好きの女性が写真を撮りにきたり、、、にぎやかな現場です。

ご主人と奥さんも優しいかたがたで、「今回は赤富士を」とオーダーいただきました。

途中、師匠のパレットを持って支えたり(最近多い仕事です。はっきり言って重いです。)、いつものように小さな松を描いたり、女湯の雲を描いたり、としていたら、師匠から
「疲れたなー。」
のひとこと。どさくさにまぎれて、師匠休憩の間に、女湯の山のところの光やら、草のところの光などを入れていきます。最後に様々なアドバイスを受けながらも、少しつかめたものがありました。

先は長いなあ。

できた絵はこんな感じで、、、
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実はいつも、できた絵の前で、勝手に芸能人さんを配して、妄想写真撮影(ブロマイド?)を脳内で繰り広げているのですが、、、
この日のペンキ絵(男湯赤富士)は、ケイン・コスギさんだなあと思ったりしていました。
最近、師匠のなかでは、この横長の滝がマイブームのようです、、、。

で。
いつもきてくださる紳士たちに助けられ、先日、右腕真ん中にできたペンキ溶剤焼けの後もヒリヒリしつつ、最後に近くの斉藤湯さん(銭湯のお客の体を洗ったりマッサージしてくださる「三助」と言うお仕事をしている、現存唯一のかたがいらっしゃる銭湯)でお湯を浴びた終日でした。
師匠たちは三助さんの橘さんに体を洗っていただいたようで、

「気持ちよかったよー。みずき君もやってもらったらよかったのにー。」(もちろん三助さんは女性にもお仕事をしてくださいます。)
とのことでしたが、、、

浮気にはならないのか、、、?
との気の迷いが頭をかすめ、今回は遠慮したものの
いつか、やって頂きたいなあと思ったのでしたー。


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TV「はなまるマーケット」OA日変更のお知らせ

7月8日の「興和浴場」での日記に書いた、TBS系「はなまるマーケット」取材OAの日が変更になりました。
8月4日(水)になります(※これも予定です)。

TBS系、AM8:30~「はなまるマーケット」さんです。

取り急ぎ、お知らせまで。
よろしくお願いいたしますー。

松の湯(北区)でのペンキ絵制作日記_2010年7月19日

●ペンキ絵制作場所
松の湯
〒 東京都北区十条仲原2-4-3
JR埼京線「十条」駅から徒歩10分

●銭湯営業日時
15:00~23:45
月曜休

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二日続けてのペンキ絵制作は、奇遇にも同じ北区。
前日、帰り道に寄った夕方頃には、常連さんらしき人たちで大賑わいだった松の湯さん。

当日、現場についてびっくり。シャッターに絵が描いてあったとは。
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営業中は上に上げているからわからないですもんね。さりげなく絵を所有しているという、、、粋な愉しみかたです。
前の絵は、早川絵師のものでした。

中に入って面白かったのは、早川絵師の絵が昨日の殿上湯さんと同じ絵だったこと。
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女湯は南伊豆、というのは何か鉄則だったのか、殿上湯さんとは男女のお湯が逆だったのも、律儀に逆にして構図を整えていらっしゃいました。どちらも平成19年作だったので、そのせいでしょうか???

朝、ご挨拶すると、ご主人にも女将さんにも、やさしきう声をかけていただき、頑張らねばと改めて気合が入ります。
脱衣所の花も可愛くて、体重計なども味がある銭湯でした。
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そして制作が開始。
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用意した足場用具がうまく使えることがわかり、男湯と女湯に両方とも足場を作って作業をはじめました。

お昼には、近くの商店街へ散策してきました。
お店がたくさんで、大賑わいの商店街。銭湯帰りにぷらっと寄ったらすごく楽しい通りです。

で、帰ってからまた作業―
田中は、空と女湯の中位の松15本、男湯の小さな松と大きな松の光入れなどをしていました。

完成作は、奥粋を感じさせる構図で、こんな絵になっています。
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掲載は男湯の絵のみで、女湯の絵は、女性のかたに楽しんでいただけましたら幸いです。

商店街×やさしいご主人のいる松の湯さん。
また寄りたい、、、
というか、十条に住みたくなった一日でした。

殿上湯(北区)でのペンキ絵制作日記_2010年7月18日

●ペンキ絵制作場所
〒 東京都北区西ヶ原1-20-12
JR山の手線駒込駅かた徒歩10分

●営業日時
15:00~23:00
土曜 15:00~22:00
日曜 7:00~11:00、16:00~23:00

金曜休

炎天下の下旬、向かったのは、北区「殿上湯」さん。
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リニューアルオープンを翌日に控え、工事の職人さんが怒涛の動きを見せる現場での制作です。

脱衣所を少し覗くと、、、天井の飾りなどが、可愛らしい風情。完成が楽しみです!!
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当日は、暑い!!!なんて言う暇もなく、早めに終了させてお湯の試し沸かしをするという予定で、、、。
現場でマッハで動きます。

壁面は昔のものを継続して活かしていました。ここのペンキ絵は、高さは普通ですが、横に長い大パノラマ。
前の絵は、早川絵師のものでした。
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浴室奥の壁のみではなくて、脇にも出っ張る感じでつながる構造でした。
壁はベニヤ。少々、傷んでいたのですが、大工さんが瞬時に新しいパネルに張り替えてくださいました。
さすがプロ。
綺麗で早い仕事にうっとりでした。

そして絵の制作です。
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前の絵、どうも富士山が大きすぎるように思うのですが、、、
女将さんから、そのままの大きさにして欲しいという要望を受け、余計な威圧感を抑えるために色を調整して制作です。

横壁に繋がる部分は、奥に繋がっていくように見える点を活かして、出島(?)のようにしてみたりして。
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騙し絵的ですね、、、。
ペンキ絵に不慣れな方は、こういう工夫が見つかると面白いかもしれません。
屏風や障子に絵を描いてきた日本的な感覚が感じられると言えるかもしれません。

田中は、空と、男・女湯の画面中央部分の雲、そして小さい松と、大きな松の光の当たる部分を描かせていただいていました。
途中、松の枝の伸びる方向と光の当たり方について師匠からご指摘を受け、しかし個人的には納得できず、、、
自分の絵のどこが客観視てきていなくて、どうすれば思うように伝わる絵になるのか考えつつ次へと進む一日でした。難しいなあと、改めて実感する瞬間でした。

そんな中、いつもの見学の紳士Sがいらして手伝ってくださって、16:30頃終了。

完成作は、のびやかな絵になっているかと思います。
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==========

翌日談


翌日、リニューアルオープン当日、仕事帰りに師匠と殿上湯のお湯に入ってきました。
玄関、ガラスとタイルの感じが可愛く、中は木の質感をいかした清潔感のあるカウンターになっていて、素敵な線等になっていました。
ロッカーや時計など、味のある昔からのものも活かしつつ、全体的には暖かみがありながらも現代的な佇まい。
常連らしきおばあちゃんたちが和気藹々と改装の様子をおしゃべりし、2,30代のかたや、子供たちも来て賑わっていました。
井戸水を使っているというお湯、体に良さそうです。
また来たいなあと思いつつの帰途でした。

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増穂湯(世田谷区)でのペンキ絵制作日記_2010年7月16日

●ペンキ絵制作場所
増穂湯
〒 東京都世田谷区南烏山5-21-15
京王線「千歳烏山」駅から徒歩3分

●営業日時
15:30~23:00
金曜休

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毎年描き替えていた増穂湯さん、今回は1年半ぶりの描き替えとなりました。
でも、やはり、ここの清潔さは変っていません。気持ちが良いです。

中には、カウンターの前に富士山の写真が、どどんと。
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浴室のタイルには、浮世絵も。
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粋ですね。
お水も、こだわりの軟水。肌にとても良いとの噂を聴きます。
いつも助けに来てくださる紳士Sのお一人が、ここの常連さんということで、わくわくしながら現場に来てくださいました。感謝です。

そんなこんなで、作業着手です。
前の絵は、こんな感じでした。
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どこから見た富士山か、、、お分かりでしょうか?
ペンキ絵としては、珍しいですよね。

さて、壁のコンディションは毎年描き替えていたため、非常に綺麗で傷みがなく、作業が順調に進みました。
暑い中、お昼にはいいつもの見学紳士たちと冷たいお蕎麦をいただいたりして、夏休みのように一日が過ぎていきました。
今回は、空と小さな松を描かせていただき、終了。

師匠の富士山、今回は高めに描かれています。
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ぐーっと、富士山の線が広がっていく感じが気持ち良く、おおらかな富士山の絵になりました。
ぜひぜひ、綺麗な増穂湯でさんで、お湯の中から楽しんでいただけましたら幸いです。

あずま湯(埼玉県川口市)でのペンキ絵制作日記_2010年7月13日

●ペンキ絵制作場所
あずま湯
〒 埼玉県川口市芝西1-14-8
「蕨駅」から徒歩10分

●営業日時
16:00~23:30
休日不定

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あずま湯さんは、浴室の絵の下に岩場のある、昔ながらの可愛らしい味わいのある銭湯です。
お店の正面、ガラス面に書いてある店名の字も可愛い、、、
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よく見ると、世界各地の風景写真がバックに。
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、、、、世界しょって立ってます。あずま湯さん。
中はこんな感じです。脱衣所にはお庭もあって、癒されます。

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さて、作業であります。
前の絵はこんな感じでした。
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この銭湯が面白いのは、浴室から裏手に向かうための扉にも絵が描いてある点です。
こんな感じで。
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ちなみに、女湯の扉には、字が書き足されていました、、、。
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もう見られないですが、、、
間違いが一つありますね。
当たった人には、、、、

自己満足というプライスレスの喜びをお送りできればと思います。

で、絵自体は、10年くらい前のもの。地がキャンバスで、傷をつけないように慎重に汚れをとっていきます。
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穴が開いているところは、塗炭パネル×ドリルでふさぎました、、、。
そして制作着手。

空と雲など描かせていただいていると、師匠が、
「みずき君、女湯の扉のとこ、一枚、描いてみて。」
と一言。

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ついに来たぁぁぁぁぁぁ!!!
と思いつつ、焦りを表に出さないまま、3時間位向き合いました。
で、描いたものがこれです↓
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途中、師匠からアドバイスを頂いて、松を描き足したりしました。
師匠、これを見て数秒無言のうち、
「、、、これ、滝の水は何処からきてるのさ?」
ううむ。
那智滝の図を考えていたので、そこまでは、、、、
きっと、誰かの心の中からです。

次回は水源を考えます。

で、そんな作業中、見学にいらしていた常連さんから筆をプレゼントしていただいたり(ありがとうございます!!)、いつも助けてくださる紳士SのK氏から、
「ここの蛇口、すごいっスよね」
と面白いところを教えていただいたりしていました。

何がすごいのかと言うと、、、
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お湯と水の蛇口、型の組み合わせがバラバラなんです。自由です。
最後のものなんて、色からも自由になっています。
きっと、常連さんは、お気に入りの組み合わせの席をMY席にしてるのだろうなぁ、、、なんて、ほのぼのしてしました。

で、完成はこんな感じです。女湯からのものです。
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男湯は、、、
どうぞ、現場でお楽しみください。

興和浴場(葛飾区)でのペンキ絵制作日記_2010年7月8日

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●ペンキ絵制作場所
興和浴場
〒 東京都葛飾区鎌倉4-17-4
北総・公団船「新柴又」駅から徒歩1分

●営業日時
15:20~23:40
木曜休


行き道、柴又近くを車で通過しながら、師匠と映画「寅さん」シリーズと帝釈天について熱く語りつつ現場着。

浴室に着くと、なにやらガサゴソと音が、、、。
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やけに大きな束子が、、、

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否。
亀さんでした。
焦って撮ったため、ぼけています。
残念ながら、撮影対象が俊敏であったというわけではありません。

で、ちなみに脱衣所から出られるお庭には鯉も。
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お店の裏には猫さんたちも。
動物にあふれた銭湯、、、と思ったら、こんな人たちも。
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当日、取材にいらしていた、TV番組「はなまるマーケット」の取材班のかたがたです。
28日、OA予定。(あくまでも予定です。)
なんと、奇特なかたがたで、田中に直目してくださいました。皆さん、ご覧いただけましたら幸いです。
なんだか、和気藹々(わきあいあいあ)とした雰囲気の、元気なかたがたでした。

で、職人業だから表に出るのはあまり得意ではないものの、仕事開始です。
前の絵は、こんな感じでした。
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かなり前のものです。

今回は、絵を描くスペースが高い位置にあるので、ドリルなども使って足場を組んでいきます。
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すったもんだで、足場組だけで1時間以上たち、少々疲れながら描き替え。
今回田中は、焦りながらも、空や雲、小さな松を描かせていただきました。

で、完成作はこんな感じに、、、。
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富士山が、ぐぐっと広がる、ワイド感が素敵な絵になりました。
どうぞ現場で、楽しんでいただけましたら幸いです。

恐らく、営業中には奥に移動させてしまう亀さんたちの気配も感じながら、ゆったりと入っていただくのもまた、一興かと。



都湯(大田区)でのペンキ絵制作日記_2010年7月5日

●ペンキ絵制作場所
都湯
〒東京都大田区下丸子4-3-11
東急多摩川線「下丸子」から徒歩3分

●営業日時
14:30~24:30
第2,4月曜(第1,3月曜に変更することもあり)

最近色々とあってブログをアップできなかったですが、久々に、描きます。

この日、7時ごろに師匠に車で拾っていただき、現場へ。
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綺麗な銭湯で、脱衣所の中には、こんな所も、、、。
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和であります。


壁面をチェックすると、表面は綺麗なのですが、所々格子状にシリコン補強されています。これを傷つけないように作業です。
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で、何を描こうかねえ、なんて話をしているところに、銭湯に造詣の深い町田忍氏登場。
氏から志摩半島を描くように薦められ、師匠も乗り気に。
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珍しい画題。
というか、初めてみました。
見た人がすぐにわかるのか謎ですが、、、

町田氏もバスと場所表記をして帰っていかれました。
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どんな絵になったかは、、、、
現場でご確認ください。