亀の湯(杉並区)さんでのペンキ絵制作

8月22日(土)、亀の湯(杉並区本天沼1-2-8)でペンキ絵制作でした。

さて、杉並の銭湯といえば、コレ!!
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!!!!
杉並区内の銭湯で500円。もちろん亀の湯さんでも販売中。即ゲットしてください。
はっきり言って、かわいいです。





で、亀の湯さん、、、。
南国調の壁が明るいです。
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で、気温も、南国なみ。
暑い一日、大型扇風機にすくわれた作業でした。
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前のペンキ絵がかなり痛み、ささくれだって浮いているペンキが目立ちました。
そこで、、、壁を叩いてペンキを文字通り「落とし」ます。
はらはらと、そこらじゅうにペンキ片が乱舞していきます。
これが雪だったらいいのに。
桜だったら歌舞伎なのに。
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色の吹雪の後、したから現れたのは赤やけたトタン板。
凸凹がなくなった壁に描いていきました、、、。
空と雲は私の描かせてもらえる領域。ここまでは田中作、です。
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もっと練習して、木とか完璧に描きたいのですが、、、まだまだです。


そのほか、常連見学者さんたちによる、プロフェッショナルな鏡や壁のメンテナンスが行われ、現場は日曜大工空間と化しまして。

連日の作業ですが、終わったのが21時くらいでした。
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師匠の灯台、生で見てみてください☆


いつも片付け等をしてくださる見学者さんと、丁寧な対応をしてくださったご主人に感謝の一日です。

できたてペンキ絵、ご堪能ください。

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喜久の湯(葛飾区)さんにてペンキ絵制作 

私事ですが、、、20日を持って、平日に勤めていた会社を退社しました。
もっと働いていられれば良かったのですが。
働いていた際、へなちょこ新人にやさしくしてくださった色々なかたに、この場を借りてお世話になった点を感謝いたします!!

これからは、暗中模索しつつ、見習いと、美術系のライター業でしばらく生活していきます(実は、大学・大学院で近代日本美術史を専攻していました。ライター業、文章が掲載されるようになったら、詳細掲載させていただきます。)
ペンキ絵続けていいよ、と言ってくださる奇特な経営者のかたのもとで働けるお仕事を探しつつ☆


で、その翌日、8月21日、ありがたいことに早速ペンキ絵のお仕事です。
喜久の湯(葛飾区東立石2-21-16)さん。
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朝、現場近くのお弁当屋で朝食を仕入れ、現場についてびっくりです。






ペンキ絵までが、高い!!!
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ここに届く足場を組むということで、、、
通常の足場の上にさらに脚立を立て、その上に三段はしごを横にしてON。
両脇から板でささえてチェーンでとめて固定。
さて、そんな足場ですが、、、
よく見ると、この足場自体がかなり美しくて。
ちなみに組んでる時は、幼き日に木の上に作った秘密基地を作る時のやんちゃ気分でした。


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空中で地面となったはしごの段と段の隙間から、はるか下に湯船のそこがみえました。
、、、、えへへ☆
ひざが笑います。

しかも、この上にさらにビールケースを逆さにした台を乗せての作業があり、、、。


実は私、高い足場の上に登るときに必ず思いだす映画があります。
ルコント監督の、『橋の上の娘』(1998年、仏)。ナイフ投げの男が橋の上で出会った女の子に、的になってもらう話。
ナイフ投げの的になるヴァネッサ・パラディの体すれすれにナイフが刺さっていく感じ、、、あれです。高い足場の上の感覚は。体の極限の緊張感と、一瞬の快感。まあ、当然こちらはヴァネッサさんのような容姿ではなく、作業着を着たアンパンマンのような風体で作業をしているので、はたから見ていると全く色気はないのですが、、、、。
あの明るい平和な風景の絵が生まれる際に、そんな状況が含まれているなんて、と思いながら眺めていただくのも一興かと思います。
まあ、乗ってしまうと大抵は恐さも忘れているのですが。
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で、制作。前に描いたのは、平成17年の7月27日、、、。
制作自体は、画面はそれほど大きくないので意外に早かったのですが、足場に乗れるのが一人なので師匠だけが動くのを、下からまさに「見」習っている一日でした、、、。
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師匠、「足、辛いなあ」、を連呼。
高いところだと、足の緊張が半端でないのです。まる一日上にいる、というのは、恐ろしく疲れるのですよね。
なのに、おやつには見学者さんたちと食べるために持ってきてくださったスイカを切り、ご満悦。
器の大きさというのは、こういう、何か楽しむ感覚にあるのだろうなあといつも思います。


というわけで、天空のペンキ絵、是非御覧ください。









喜久の湯さん(葛飾区)にてペンキ絵制作中

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ほんじつ、喜久の湯さん(葛飾)にてペンキ絵描いてます☆

「風呂ロック」VOL.13 銭湯での音楽イベントのお知らせ

8月、銭湯ペンキ絵制作見習いのお仕事に行ったものの、まだ日記が書けていません、、、しばしお待ちください。
ちなみに今週の金・土とお仕事入ってます!
ありがたいです☆


さて、その前に、夜風も涼しくなってきた今日このごろ、、、、そろそろ秋の気配を感じませんか??

秋といえば、芸術。
銭湯のペンキ絵も鑑賞に値するものと思いつつ、目だけでなくて耳を使って楽しめるのも銭湯の醍醐味です。

で、おすすめの音楽イベントのご紹介。
「風呂ロック」Vol.13。 
9月10日(木)、開場18:00、開園19:00。吉祥寺の銭湯、弁天湯さん(東京都武蔵野素吉祥寺本町2-27-13)にて開催。
この銭湯、定期的に営業がお休みの日にライブイベントをしているところなのですが、、、、今回の出演は、うつみようこさん。

バンド・メスカリンドライブ、そしてその後のソウルフラワーユニオンで活躍なさっていたかたです。
2008年に脱退したのち、ソロ活動開始。いまはサポートミュージシャンとしても活躍、、、真心ブラザーズの「拝啓、ジョン・レノン」とかにも参加してるんですね、、、。
唄声、聴いていると、太く深く響いてくる感じで。
オリジナルの歌詞も素敵です。大きな物語みたいな世界観。この歌詞の世界は、ぜひ、彼女の声でこそ聴いて欲しいです。ちなみに、アメリカ育ちだけど生まれは大阪だそうで、私と同郷、、、。


チケットのお値段、3500円也、です。




私も当日、スタッフとして参加してます。銭湯グッズ、売るかもしれません。
売りたいです。売ります。
秋の夜長、銭湯で音に浸かりたいかた、チケットをそうぞ。こちらのブログまで(コメント書き込み欄の下の設定で私にだけ読めるようにして)メールいただくか、下見がてら弁天湯さんに行って、帰りに玄関併設の飲み屋「DABADA」さんでチケット購入―、、、あるいは、下記公式サイトにて情報確認してください。
http://www.furorock.com

チケット僅少、お早めに。

みなさま、よろしくお願いします。

先日の週末、吉祥寺の弁天湯さんへ。
まず、お風呂。
同じ時(23:20くらい)に入っていたのは、20~30歳くらいのお客さんが5人くらいとい50~60歳くらいのかたが2人。みなさん常連さんという雰囲気でした。
なかなか活気があります。


で、出てすぐ、銭湯玄関横併設の立ち飲み屋さん、DABADAさんへ。
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隣のお客さんと話していて、(初対面女子年下、、、なんだか仕事など色々と頑張っている子で、話していて気持ちの良いかたでした!!)終電を逃し、閉店までを観察させていただくことになりました。
人生一度くらい、こういうこともあります。

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12:00の閉店すれすれまで、カウンターはいっぱい。でも、さくっと飲んで少し話してかえるお客が多いです。お客さんが待っているのを見て、さりげなく席をはずすかたも多く、大人な空間でした。お客の層は20~50歳くらいまでで、数人連れのお客もいれば、一人飲みのお客もいます。寄り道しやすい雰囲気ゆえでしょうか。
店員さんの、よく人を見ている接客、プロだなあと思います。お客に話しかけたりあえて話さなかったりという判断。世に五萬とお店はあるけれど、そういうことができるお店って、実は少ない気がします。


で、お店最後のお客さまが登場。
人生酸いも甘いも見てきていそうな大人な男性お二人。同じ学校で、先輩・後輩という関係だったそうで、お一人は職人さん。粋なかたでした。
大人な余裕のある、かっこいいお客。お一人は毎日来ているかたのようです。


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一日の最後を毎日共有できる人がいるということは、実は奇跡のようなことだし、簡単に手に入るものではないし、その分当事者だけがこっそりと愛おしく思えることなのかも知れません。

むかし、閉店間際の北千住の銭湯で、男湯から聞こえた最後のお客の言葉を思いだします。
「この銭湯、生まれたときからきてるけど、大好き。だから、遅くまで入っちゃって、ごめんね。俺、勝手だけど、最後の客は俺って、決めてるんだ。」








なんていう殺し文句。
でも、嘘のない響きというのは、声に出てしまいます。
その時の声は、嘘がないそれでした。
銭湯に関する仕事をする、ということを考えるきっかけになった言葉でした。
ちなみに、「粋な最後の常連がいる」というお店に、はずれなし。田中の中での鉄則です。



常連さんが帰ったうしみつどき、椅子や食器を片付けて、お店の人はまかないを作って食べています。

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絹の豆腐を使った、ゴーヤチャンプルー。一口いただいたら、ものすごく美味でした。豆腐が木綿じゃないので、くずれてごっちゃですが、口にいれるとほろほろやさしくて。
すっぴんになったキャバ嬢が地元のおさななじみに方言で電話をするような味です(分かり辛い例えで申し訳ありません)。写真は載せるなということなので、掲載をさけます。妄想していただけましたら幸いです。

その時間、いろいろ話しつつ、朝が近くなっていきます。

3時30分くらいに、扉を閉めて、閉店。
おつかれさまです。
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一日の境目がゆらぎます。思っていたより一日は長かったのかもしれない。

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こちらはそのままマクドナルドへ。24時間営業、バンザイです。
ご同類のお客さまがたに囲まれ、こんな時に限ってかばんに入れていた『罪と罰』3刊中1巻を読破。


ご時勢と貧困と疲れと甘えと堕落と興奮と意外なまでにリアルな描写とプライドと正義と悪の曖昧さ、、、、等等を、夜遊びほうけた大学生男女グループの横で朦朧としながら読ませていただきました、、、。すごいですね、ページめくるのがとまらなかったです。


今日はどんなお客がいらっしゃるのでしょうか。
今夜、あのお店に集まるかたがたが良い夜をすごしますように。








7月4日、梅の湯さんの追記

7月4日の紅梅湯さん(豊島区長崎4‐13‐3)でのペンキ絵制作追記です。

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梅の湯さん、ペンキ絵を描く部分が、壁ではなく布(キャンバス)地だったんですが、、、
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すごい状態でした。
布地だと、トタンなどと違ってペンキの密着度が高い分、剥がれ落ちることがないのです。
その分、ヒビなどが生じると、そのヒビすら保存してしまうのです。

長年の蓄積の結実。
焼いた茄子のような皺を刻む、おばあちゃんの二の腕をおもいだしたりして。
経てきた時間がぱっくりと口をあけて、圧倒的な存在感で迫ってきます。

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などと考えている場合ではなく、やすりなどで丁寧にささくれを落としていき、、、、塗りの開始です。
はしごには、地にあたる部分に板をとりつけます。布の地を傷つけるのを避けるためです。やさしく丁寧に取り組みます、、、。

ちなみに、今回、見学者さんお二人。いつも来てくださる。見学のプロフェッショナルとお伝えしたくなるようなかたがた。今回もお手伝いなどしていただき、ありがとうございました、、、、。(この場を借りて御礼申し上げます。)



で、こんな絵ができました。
男湯。
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女湯。
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いまや貴重な布地ペンキ絵、ごらんいただけましたら幸いです。
おかみさんもやさしいくて、なんだか疲れた夜にふと気を緩められる銭湯です。
ぜひぜひ、どうぞ。