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「ギャラリー代々木通信」03号巻頭に、文章書きました

急に寒くなってきて、秋をかんじる今日この頃。
銭湯で体を温めつつ、芸術の秋を堪能するのはいかがでしょう??



というわけで、代々木にある「ギャラリー代々木」さんが出しているフリーペーパー「ギャラリー代々木通信03」(御代0円)の巻頭に、銭湯のペンキ絵についての文章を書かせて頂きました。
「銭湯のペンキ絵考 脱・額縁の絵画」という題です。

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ペンキ絵の制作現場にいて思うことなど、書かせて頂きました。
ちなみに、他に書いているかたがたの文章も超面白いです。



皆さん、美術史の研究家さんたちであります。



宮田徹也氏は「美術とは何か」と題してイラストと美術の受容のされ方を考察し(ペンキ絵の受容についても通じるかと思えます)、、、
ジャスティン・ジェスティ-氏は「頂上の陰謀」と題して、アメリカのドル札に富士が描かれているという驚きの内容からアーティスト中村宏氏の富士を描いた絵画について語り、、、
小金沢智氏は、山梨県立美術館で夏に開かれた「富士山展」によせて日本で富士が描かれるということの意味を考察し、、、
ギャラリーオーナーの佐藤春夫氏はギャラリーで個展を開いた方についての文章を描いてらっしゃいます。
不思議なことに富士三昧であります。


部数に限りがありますので、ギャラリー代々木さんにて、早めに手に入れてみてください。
ギャラリー代々木は、東京都渋谷区千駄ヶ谷4-30-1。

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これから1ヶ月の展覧会としては、
9/29-10/4 山口葉子(水彩)
10/6-11 常設展
10/13-18 河野佳代子(油彩)
10/20-25 西谷琢磨(アクリル)
10/27-11/1 清須史門(ペン・アクリル)
などなど。どうぞ、鑑賞といっしょに、「代々木通信」をご入手ください☆ 


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亀戸「富山湯」さんでペンキ絵制作

台風一過のきのう(9/20、土)、亀戸の「富山湯」さんでペンキ絵の制作がありました。
朝7時頃に師匠に車で拾っていただき、上野のほうのいきつけのお蕎麦屋さんでサクッと朝ごはんを食べて現場へ。数名の見学者さんもいらしています。

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江東区亀戸6-49-14.15:00~23:00営業、土曜休。
玄関正面の「ゆ」が印象的です。

DSCF2267_convert_20080921104934[1]←玄関の高い階段をフォローする気遣いの台。

DSCF2227_convert_20080921103609[1]DSCF2243_convert_20080921103948[1]DSCF2245_convert_20080921104216[1]DSCF2228_convert_20080921103710[1]DSCF2260_convert_20080921104559[1]←女湯にはおしめ換えの台も。

前回のペンキ絵は、平成15年11月8日に描かれたものでした。中央に富士さんのあるものです。
DSCF2212_convert_20080921103212[1] 画面のペンキが浮いて、ささくれだっています。

今回は、表面のささくれを落とし、男湯に富士、女湯に渓谷が描かれました。
男湯は、こんな感じで、、、
DSCF2237_convert_20080921103824[1]DSCF2250_convert_20080921104334[1]DSCF2254_convert_20080921104451[1]
大きな松が印象的です。もちろん師匠も、
「松、いいねえー」
を連呼。師匠の松の描きざま、豪快です。失敗の許されない真剣勝負は、「筆ネイティブ」(←山下裕二氏による、筆の使用を日常的に行い、体得している様子を示す言葉)に通じるものがあるかと思われます。こっちは墨でなくペンキですが。

そして、女湯はこんな感じ。
DSCF2262_convert_20080921104724[1]DSCF2266_convert_20080921104834[1]どちらも制作途中です。写真中の女性は、見学者さんです。
全体像は、是非、行って観てみてください。

ちなみに、今回、女湯の真ん中あたりの山々の木の部分を描かせていただいたのですが、、、。
刷毛をスタンプのように押していって描くのですが、これが実は難しいのです。
どうしても、師匠のようにクリアに一筆一筆がでなくて、まいりました。
師匠に最期に手直ししてもらい、なんとか完成。
師匠は一筆のなかにグラデーションがあったり、刷毛の形を整えた上でリズムと勢いのある感じで描いているのに、私にはまだまだできず、、、。修行の道は長いなあと実感いたしました。

そして、途中、見学者さんたちのトークになごみ。見てみたいペンキ絵の話になり、海の中、とか、宇宙、というが出たのが印象的でした。昔そういう実例もあったものの、今は描かれなくなったのはなぜかなあと思ったりしました。
もし、銭湯に行ってご主人と仲良くなったら、「こんなペンキ絵を観ながら風呂に入りたい」と、リクエストを伝えてみてください、、、。替わるかも。





あの時の野宿はいつはじまって、いつ終わってたんだろう

眠い。
夜です。

むかし、一回、いつの間にか野宿をしていて、いつの間にか野宿が終わっていたことがあります。
学生時代。

というわけで、新宿のロフトプラスワンで12にち(金)にあるイベントのお知らせです。
なんか、いつかどこかで隣にいたような、何気ない感じの人なのに、すごい野宿人生を送っている人が世の中にはいるらしく、そういう人の話を聞けたりするようです。、、、聞きたい。

ちなみに、主催者は、同場所で「銭湯ナイト」をしているかた。
下記、ご参照ください↓


☆ 野宿に関するトークイベント「東京野宿ナイト」のご案内

*「野宿」に関して大いに語り合おう、というイベントです。
話題のミニコミ誌「野宿野郎」の編集長や駅寝の達人、

18歳から7年間ずっと放浪していた人などに来てもらいます。
野宿ってなに?とか、うまく行くコツとか、駅寝とか、失敗談とか、お客さんの野宿話とか、

そういうことをいろいろ語り合います。
そんなに世の中の役に立つような話じゃないかもしれませんが、

たぶん野宿をしたくなるような話が聞けるんじゃないかと思います。
イベント終了後、お客さんと一緒にどこかで野宿するかもしれません。

なので、寝袋を持ってくるといいかもしれません。

《タイトル》 「東京野宿ナイト」
《開催日時》 2008年9月12日(金) Open 18:00/Start 19:00
《開催場所》 東京・新宿トークライブハウス「ロフトプラスワン」
新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2/TEL 03-3205-6864
《料金》 ¥1500(飲食別)  
 *前売り券あり(ロフトプラスワンにお問い合わせください)
《出演》 かとうちあき(野宿野郎)、たのうえさん(STB全国友の会会長)、

熊倉さん(放浪少女)、サイトウカツミ(東京ナイト)

参考サイト:
「東京ナイトブログ」
http://blog.goo.ne.jp/mask1970
野宿野郎のHP「オフィシャル公式野宿野郎ホームページウェブサイト」
http://nojukuyaro.net/



*「東京ナイト」とは・・・

気になる人やものをテーマにさまざまなイベントを行っています。

ちなみに10月10日は「銭湯の日」なので、

「東京銭湯ナイト Vol.3」というイベントを、ロフトプラスワンで開催予定です。

こちらもよろしくお願いいたします。



というわけで、金曜、仕事がはやく終わるといいな、です。

三軒茶屋・八幡湯さんでのイベントに行って

今夜、会社からダッシュで、三軒茶屋の八幡湯さんへいきました。

mixiの告知で知った、多摩美の学生さんたちがやっているというイベント目当てです。
昼から、夜までの長時間イベント。
子供たちに、自分よりも大きい画面に絵を描いてもらったりもしていたようで、、、。
私がついたのは、19時45分。閉会15分前でした。

盛況。

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子供も参加したというライブペイントの絵も。
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私も、いつか、ペンキ絵を子供たちと描いてみたいという野望があるので、なんだかすごーーーく親近感がわきました。
何やら味のある音楽も聴けたし。
いろいろと今後の課題もありそうだけれど学生さんたちのパワーがあふれるイベントで、元気を頂きました。

最期に、主催者の方が、
「近所の銭湯へ是非☆」
と挨拶をしていたのが印象的で。
主催者さんは学生さんではなくて社会人の方でしたが、お話をしていて本当に銭湯が好きな人なんだと実感しました。もっと話してみたかったです、、、。



あした、5時半起きで出社しなければなりません。
でも、なんだか今日もらったパワーで乗り切れそうな気がする。