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川崎の銭湯

きょう、川崎の銭湯さんでペンキ絵のお仕事だったのですが、、、

「そっとしておいてください」
というご主人のお言葉にそって、店名と住所と画像は出しません。

料金を払うところはフロントでなく番台で、男湯脱衣所には卓上ゲーム機があり、レトロな味のある銭湯さんでした。
今日は普通営業日のため、マッハで制作をしたのですが、微妙に間に合わず女湯の後片付けをしている間に開店時間を迎えるというハプニングもあり、どきどきしました。

もしかして、お客さん、入っちゃうのか!??
とあわてましたが、さすがにそんなことは無く、しばし皆様に待っていただきました。

四年ぶりの描き替えで、痛んでささくれだったペンキを削り取る作業などがあり大変な一日でしたが、開店を待つお客さんの姿を見て、早く描くことの醍醐味を知ることができて大収穫でした。

出来立てのペンキ絵を見ながら入るお風呂、いいお湯でありますように。
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師匠の最近のお仕事―板橋区「松の湯」さん

私事ですが、ペンキ絵とは別に、四月から会社員になり働いています。
会社というのは、、、不思議な世界だなあと思います。

「会社帰りの銭湯」に、いやされています。





、、、いや、入るだけでなく、描きたい!!!
というのが本音で。
銭湯の癒し+描きたい欲求のジレンマに複雑な心境の毎日です。







と思っている中、ナカジマ師匠からお仕事のご報告が来ました。
4月18日のお仕事で、板橋区の「松の湯」さん(板橋区志村3-28-6)でした。わたしは行けなかったのですが、、、。
今日、伺って写真を撮らせていただきました。


銭湯の傍には、何やら面白いお店が。

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野獣、、、。
野獣肉専門、、。
インパクトが強いです。

そのお向かいの「バーバー」(床屋さん)は、「フジ」。
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ネーミングのセンスが素敵です。


で、松の湯さんです、、。
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男湯ペンキ絵↓
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女湯ペンキ絵
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師匠のサイン、、、日付が、4月でとまっていyr日にちが無いのはめずらしいです。何故そうなったのか、、、謎です。


ちなみに、女湯には、お家が。お子さん連れのお母さんには、このお家をもとに物語を作ってお話をしていただきたい!!
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もちろん、男湯でも、お父さん、お子さんにお話してみてあげていただきたい、と思います。
この銭湯さん、浴槽の位置が横にあるので、入浴しながら無理なくペンキ絵を眺められますから!!
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で、ここで面白いのは天井でしょう。
「松の湯」さんは、浴室と脱衣所が改装されて新しく、清潔感があります。
でも、建物を全部替えるのではなく、昔の高い天井を残してマス。

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浴室の、広い、白い、抜けるような天井と、脱衣所のしっかりしたつくりの格天井。
なにを残して、なにを替えていくべきか、、。それが問題だ、です。

ちなみに、フロント前には休めるスペースもあり、女湯には、赤ちゃん用ベットや髪用温風器、露天もありました。
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「ムダなものばかり欲しがって
足りないものは まだ みつかんねー」
(「放浪カモメはどこまでも」/作詞 草野正宗、スピッツ『隼』より)

、、、、天井見ながら、自分にとって譲れないものって何かなあと思う一日でした。
クリアな答えを提示していた「松の湯」さんのように生きていきたいです。